岐阜県発祥の伝説のようなもので一番有名なのが
口裂け女
だと思います。
確か、学習塾に子供を通わせたくなかった(通わせることができなかった)親の作り話が広まっていき、最後は警察まで見回りをする事態に発展したという話だったと思います。
僕は口裂け女の話が広まった頃はまだ生まれていませんので、聞いた話になりますが間違ってたらごめんなさい。
さて、岐阜県揖斐郡坂内村と福井県南条郡南越前町に位置する
夜叉ヶ池
という池も夜叉ヶ池伝説という話が伝わる場所になります。
この池は古来より枯れたことがないということなのですが、池がある場所が標高1100mの山の上という珍しい池なんですよね。
毎年、冬場は夜叉ヶ池への登山道が閉鎖されているので登ことができませんが、今年も6月6日に通行止めが解除されて、山に登ことができるようになりました。
僕の中で夜叉ヶ池といえば、毎年7月末に行われる『夜叉ヶ池マラニック』というランニングイベントです。
1泊2日で、安八郡神戸町⇄夜叉ヶ池間を走るというイベント。
僕自身は参加したことがありませんが、ランナーさん達を見るたびに
この暑い中、よく走るよなぁ
などとエアコンの効いた車を運転しながら思うんですよね。
しかも、ゴール付近で目撃することが多くて、ランナーさん達はヘロヘロな感じで走ってる人達ばかり。
僕も趣味程度のジョギングはすることがありますが、あそこまでヘロヘロな姿を見せられると、恐れ入るというか楽しいのかな?などと思ってしまいます…
(2020年の夜叉ヶ池マラニックは新型コロナウイルスの影響で中止だそうです)
紅葉が綺麗らしいので、一度は登ってみたいと思っていますが、紅葉だけでなく池には絶滅危惧種のヤシャゲンゴロウという固有種がいるそうです。
ちなみに、夜叉ヶ池伝説をざっくり説明すると
1)雨が降らずに困っていた村人が見つけた蛇に『もし雨を降らせてくれたら娘をあげます』と言ってみたところ、その蛇は実は龍神で、本当に大雨が降る
2)約束通り、娘が龍神に嫁ぐことになる
3)心配して娘の様子を見に行ったところ、池から龍の姿になった娘が現れる
4)娘を祀るために池のほとりと自宅に龍神を祀る祠を作る
5)娘の名前が『夜叉』だったので池の名を『夜叉ヶ池』と名付けた
という伝説になっています。
今シーズン、夏から秋にかけての登山可能な期間に伝説の夜叉ヶ池目指して登山なんてどうでしょうか?
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